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さて、ここでちょっと考えてみましょう。先ほどのテキストファイルを表示させるスクリプトですが、表示させようとしているコンソールが漢字コードにJISを使った物しか表示できないとします。
 そして、textfile.txtがEUCやShift-JISで書かれていたらどうでしょうか?
 
 ただ表示させただけでは文字化けしてしまいますよね?
 
 そこで登場するのが漢字コード変換ライブラリ「jcode.pl」です。
 
 ---------- 例 3 ここから ----------
 #!/usr/bin/perl
 require "./jcode.pl";
 open (IN,"./textfile.txt");
 while ($line = <IN>)
 {
 &jcode'convert(*line,jis);
 print $line;
 }
 close IN;
 exit;
 ---------- 例 3 ここまで ----------
 
 require
  というのがでてきました。 これは外部でライブラリ(この例では「jcode.pl」)を使う時に書いておきます。
 すると、「jcode.pl」内のサブルーチンを直接利用できるようになります。
 
 ここでは「&jcode'convert(*line,jis);」としていますが、これはPerlの古いバージョンでも動作するように配慮したもので、Perl4での動作の必要がなければ、
「&jcode::convert(*line,jis);」とします。
 
 漢字コードの問題のある日本語を扱う場合は、たいていこの「jcode.pl」を使います。
 
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